熱帯魚飼育の上で絶対に知っておきたい言葉【水質編】

オリノコさん
今回は水槽内の水質について。目に見えない部分だけど熱帯魚飼育ではとても大事なことだよー。
よく水質って聞きますが、
水槽内でどうやって水、水質が作られていくのでしょうか?
最低限必要な知識をざっくりとですが、見ていきましょう。
普段生活しているとあまり聞かない単語があるかもしれませんが、熱帯魚飼育、アクアリウムでよく出てくる言葉ですので覚えておきましょう。

もくじ

濾過(ろ過)

熱帯魚飼育、アクアリウムでよく使う言葉の一つに濾過(ろ過)があります。

これは水槽内で使用する水を飼っている魚に適した状態にするため、餌の残りや排泄物などの汚れ(固体物、混合物)などを取り除くことをいいます。水の汚れの取り除き方にも二通りあり、スポンジなどのろ材に絡ませて取るものを物理濾過、ろ材に住まわせたバクテリアに分解してもらう事を生物濾過と言います。

この生物濾過、物理濾過という言葉も頻繁に使われますので、覚えておきましょう。簡単にまとめると下記の通りです。

生物濾過

  • 生物濾過とは水槽内のバクテリアを利用して有毒物を分解、除去することを言います。

物理濾過

  • 物理濾過とは水槽内やフィルター(濾過装置)などのスポンジ、多孔質の素材、砂利、ウールなどに汚れやゴミなどを付着させることを言います。アクアリウムでは、この物理濾過素材の表面に生物ろ過バクテリアが住みつく事によって生物ろ過として機能させるというのが重要になってきます。

PH(ペーハー)

色んな有名人の誕生日を覚えていたり、甲高い笑い声をあげながらやたら写真を撮りまくる夫婦のことではありません。
PH(ペーハー)とは水中に溶けている水素イオンと水酸イオンの寮の釣り合いを表す数値です。
この量が釣り合っている状態がいわゆる中性=PH7となります。ちなみに地域差はありますが、水道水はPH7.0であることが多いです。
水素イオンが多くなると酸性で<PH7となり、
水酸イオンが多くなるとアルカリ性>PH7となります。
淡水魚はPH6.5-8.5位の範囲で生息していますが、魚によって異なりますのでどのくらいのPHが最適かという詳しい情報は図鑑などで調べてみましょう。
販売しているペットショップのサイトに掲載されていることもよくありますので購入前に必ずチェックしておきましょう。
また、水槽レイアウトで入れるもの(流木、石、ソイルなど)によってもPHが変化するので注意が必要です。
出来るだけ飼っている魚の生息地の環境に近いPHになるよう調整してあげましょう。

バクテリア

アクアリウム用語で重要ワードの一つがバクテリアです。
ちょっとざっくりですが、wikiによるとバクテリアとは細菌のことです。

魚の排泄物、餌の食べ残し、枯れた水草、魚やエビなど生体の死骸などが微生物によって分解されると有毒なアンモニアが発生します。水槽内に有益なろ過バクテリアが住み着くことでこの有毒なアンモニアを毒性の低いもの(亜硝酸塩)に分解してくれます。

亜硝酸塩

有毒なアンモニアがろ過バクテリアの作用で亜硝酸塩となります。アンモニアほどではありませんが、毒性はありますので、水槽内に亜硝酸塩が溜まっていないか注意する必要があります。

亜硝酸塩が溜まっていると魚は酸素が足りていないときにする鼻上げ(水面で口をパクパクする動き)を見せることがよくあります。また、水槽内で茶色いコケが発生しやすくなるので、このあたりも亜硝酸塩増加の目安にしておくと良いと思います。

亜硝酸塩の数値を検査する試薬等で日頃から水槽内の環境を監視しておきましょう。

硝酸塩

亜硝酸塩からろ過バクテリアに分解されると硝酸塩が生成されます。この硝酸塩も毒性はありますが、アンモニアや亜硝酸塩に比べると弱いです。また、この硝酸塩は水草の栄養分にもなりますが、溜まり過ぎると生体にも影響が出ます。魚の眼が白く濁ったり、ヒレが溶けることもあり、藻類の発生を促進することもあります。

まとめ

オリノコさん
熱帯魚を飼育する上で知っておきたい言葉のまとめだよー
まとめ

熱帯魚飼育の水質を考える上で重要な言葉

  • 濾過(生物濾過、物理濾過)
  • PH(ペーハー)
  • バクテリア
  • 亜硝酸塩
  • 硝酸塩
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