これを読んでいる方の中にも例えば、
・外掛けフィルター、上部フィルター、外部フィルターなどから別の形式のものに変えたい。
・今使っているフィルターの濾過能力に満足できず濾過性能を上げたい。
今回はレイアウトの変更等もあり、重い腰を上げてやってみました。
もくじ
変更機種について
外部フィルター→外部フィルターに機種変しました。
60cm水槽で使用フィルターはメガパワー6090を使用していましたが、これをエーハイムエココンフォート2236に変更しました。
今まで2年くらい60cm水槽にGEXのメガパワー6090を使用していました。
水槽周りの設置スペースの関係で「水槽横に設置できる」という売りが魅力的でこの外部フィルターを選びました。
最初は良かったんですが、使用していくうちに購入当初の気持ちも変わっていくもので気になる点も出てきました。
以下、私の個人的な感想ですが、それぞれを迷われている方の参考になればと思い書いてみます。
【メガパワーの気になった点】
・モーターを水中に設置するので水槽内の見た目が気になる→最初は全く気にしていなかった。
・モーターで水槽内のスペースを取ってしまう。そして、その部分に汚れが溜まりやすい→モーターを止めておくと部分の周りがコケます。
・吸水、排水パイプのカスタマイズが出来ない→特にストレーナー側はモーター直結なのでほぼいじり様がない。
・交換パーツを購入しようとしても取り扱いが少なくなかなか入手できなかった→中々入手できなかったのはモーター部分。
替えのモーターが手に入らん。。。楽天で検索して値段も安かったのであるネットショップで取り寄せ商品だったんですが注文しました。
その後、そのショップから入荷予定のメールが定期的に届くんですが、「メーカーに問い合わせても入荷未定という返事です。」みたいな連絡が数回続いていて入手を諦めました。
yahooショッピング、amazon、楽天など他のショップでは在庫はあり、購入可能でしたが何故かめちゃくちゃ高い金額に設定されていてそういう店から買う気になりませんでした。
交換パーツにその金額出すなら新しいフィルター買ったほうが。。。という結論に至りました。
【メガパワーの良い点】
・フィルターを水槽の下ではなく水槽横に設置できる
・濾過材のコンテナが付いていてメンテナンスが楽。
・見た目が好き。(※個人の感想)
で、なぜ2年ほど使用してエーハイムにしようと思ったかと言うと、
・サブフィルターや吸水、排水パイプなどカスタマイズの選択肢が多い。
・故障した時の交換用パーツや消耗品がネット店舗、リアル店舗問わずどこでも売っていて入手しやすい。
というのが大きな理由です。
しかし、最初に外部式フィルター買う際にもエーハイムは選択肢にあったわけですよ。思いとどまってたのが、
・デザインがなぁ。。。機能は良いかもしれんが。。。
・あの緑色がなぁ。。。ホースとかも緑でしょ?
・フィルターパッドとかのろ材とかの消耗品が高い気がする。(まだ相場がよくわかってないけど。そんな気がする。)
という感じでしょうか。
以前からかなり調べていてエーハイムの定番クラシックも考えていましたが、濾過材のバスケット付きでメンテナンスしやすそうなエココンフォートにしました。
60cm水槽に使うので2234(60〜75cm水槽用)でも良かったんですが、過剰飼育とは言わないまでもまぁまぁの匹数を入れているし、ろ材容量なども考えて2236(75〜90cm水槽用)にしました。
変更後の見た目も気にしてみる
せっかくの機会なので、そのまま変えたとしても見た目が気になるし、パッと目に付く部分は以下に交換しました。
・水槽から見える吸水、排水のホースはADA のクリアホースに。12/16…3mで1200円
・吸水、排水のパイプはAquario(アクアリオ)のNeo Flow Premium(ネオフロープレミアム…12/16用)を選択。
このネオフロープレミアム、基本はオーバーフローですが、付属のオプションを付けると油膜取れたり、エアレーション出来たり、スピンで水流を弱める事が出来るすぐれものです。
見た目はクリアでガラス製の様ですが、アクリル製で取り回しも楽そうだし、落としてもぶつけても大丈夫という事で気に入りました。
ネットで購入しましたが、送料込みで4980円位でした。
購入する際はホース径の確認をお忘れなく。
ちなみにアクアリオは韓国のメーカーで日本の代理店はエアディフューザーやCO2のアンビリーバブルシリーズとかを扱っているタイムストップさんです。
元々GEXのホースは薄グレーなので、フィルターの本体周り、クーラー、殺菌灯などに使用しているホースはそのまま使用して、特に目に付く水槽周りの部分だけを上記に変えればあの緑のホースは使わなくてもいい感じで変更出来ました。
ついでに前述したそれぞれのサイトリンクを載せておきます。アクアリオはサイトも製品もおしゃれな感じですね。代理店のタイムストップはもうちょっとサイトをなんとかした方が。。。
濾過材のセッティング
新しいフィルターを買ったので濾過材も新しいものを使いたいところですが、当然ながら新しい濾過材にはまだバクテリアが住み着いていません。なので、古いフィルターに使用していた濾過材を使用することをお勧めします。
フィルター変えたいって方はある程度飼育経験済みでこの辺りはご存知かと思いますが、汚れた濾過材は水道水でジャブジャブ洗うと塩素などによりバクテリアが死んでしまいます。
バケツなどに水槽内の飼育水を汲み、その中で軽く濯いでから新しいフィルターへセッティングしましょう。
綺麗にするのではなく、バクテリアを残すために軽く濯ぐくらいでOKです。
濾過材ですが、使用年月を考慮して古い濾過材やざっと見で汚れで目が詰まってしまっているような濾過材は処分して新しいものを追加しましょう。
古い濾過材と新しい濾過材は半々くらいのセッティングでも十分機能すると思います。
フィルター内の全ての濾過材を新しくしてフィルターを立ち上げるとフィルター内の濾過材にバクテリアが定着するまで白濁りなどが発生して水の透明度が悪くなったり、濾過がうまくいかずに魚が病気になったりすると思いますが、今まで使用していた古い濾過材をうまく使えば新しいフィルターに変わっても問題なく移行できると思います。
フィルターに物理濾過のためウールを使用している方も多いと思いますが、新しいフィルターにする際は古いものを使うのではなく、思い切って綺麗な物に交換しましょう。
もちろん今まで使っていたウールにバクテリアは定着していますが、ウールはそもそも汚れを濾すものなので、この際にそこは物理濾過を意識して新しい物に変えた方が良いと思います。
フィルターの事を書いてきましたが、水槽内のレイアウト素材や底床材にもバクテリアは住み着いているのでそこまで神経質にならなくても良いと思いますが、上記を意識する事でよりスムーズに新しい環境に移行できると思います。
ホースの掃除
ついでに接続しているホースの掃除もやっておくと良いと思います。
ホース内の汚れも蓄積すれば流量低下につながりますし、ホース内の汚れが剥がれて水槽に行く事もあります。
今まで使っていたホースが古い場合や余裕があれば新しいホースに交換するのもありですね。
その際にまだ付けていなくて必要箇所があればエーハイムのダブルタップを付けておくとメンテがめっちゃ楽になります。これ結構大事なポイント。最初が肝心です。
後でやるとめんどくさくなるので。
購入する際はホース径の確認をお忘れなく。
まとめ
実際にやってみて、思っているよりは意外と簡単に新しいフィルターに交換する事ができました。今交換して2週間くらい経ってこの記事を書いていますが、立ち上げ当初の白濁りとかもなく水の透明度も良かったです。
「最初からこれを選んでいたらなぁ」という思いはありますが、実際使用してみないとわからない事も多々あります。
自分で色々調べたり体験することで勉強になりました。