そうだ グッピーを飼おう 

オリノコさん
グッピーってキレイでいろんな種類がいるけど飼うのは難しいのかなー

 

グッピーは飼育もかんたんでチャンスがあれば繁殖も楽しめます。性格も温和で混泳にも向いています。実際に飼ってみて人懐っこくて、好奇心旺盛で遊ぶのが好きな熱帯魚という印象です。

もくじ

グッピー飼育は難しい?

しっかりとろ過が行われ、エアレーションが行き渡り、適度に水換えが行われていれば飼育は簡単です。比較的餌食いも良く、とても温和な性格なので混泳にも向いています。ただし、縄張り意識が強くオス同士が激しく喧嘩してしまうベタなどは避けた方が良いでしょう。グッピーのオスを同種のオスと勘違いして攻撃してくる可能性があります。淡水フグのアベニーパファーなどひれをかじってしまう魚なども混泳には向いていません。

【オスに見た目が似ているベタ(画像はwikiより引用)】

上記の事に注意すればそれほど問題なく飼育できます。品種改良などでいろんなバリエーションがいますのでグッピーを入れるだけで水槽が華やかになること間違いなしです。

水質や水温について

水質(PH)は中性から弱アルカリ性あたりを好むと言われています。もし、混泳を考えている方は同居する魚が酸性を好む魚だと水質が合わずどちらかが体調を崩す場合もありますので注意が必要です。

水温は20度くらいの低めの水温から28度くらいまで適応出来るようです。どの魚についても言えることですが、日々の水温の高低差が大きいと体調を崩しやすくなりますので、前述した水温の間で一定の水温を保ちましょう。混泳を考えている場合は他の魚との兼ね合いという意味でも26度付近が安定していて良いと思います。

増えすぎ注意

グッピーは成長が早く2〜3ヶ月で大人になります。繁殖も容易なので増えすぎてしまうケースも多いです。増えすぎてしまうのを防ぐために、オスだけで飼ったり、オスとメスを分けて飼う事もあります。

水流は苦手?

グッピーのオスは特に大きな尾鰭のために強い水流は苦手、と言われています。大きな尾鰭のため泳ぐのが苦手で水流はストレスになったり、尾鰭が裂けてしまう事も考えられます。

水流があるとそれに逆らうように泳ぐ習性もあるため、常に泳ぎ続けて疲弊してしまいます。シャワーパイプなどのフィルターから出る水流が強くならないように水流の向きを変えたりして様子を見てみましょう。

グッピーでよく使われる用語を知ろう

ペットショップのサイトでグッピーを見ていると、聞きなれない言葉が出てきて『???』と思ったことはないでしょうか?

これらのよく使われる言葉の意味を知ると奥深いグッピーの世界が見えてきます。

ドーサル

よく出てくるドーサルとはドーサルフィン(Dorsal Fin)の略です。Dorsal(背側)Fin(ひれ)でドーサルフィンとは英語で背びれという意味です。飛行機や自動車にも使われるそうですが、グッピー用語としては背びれの大きさや長さを表す『ビッグドーサル(Big Dorsal)』、『ハイドーサル(High Dorsal)』という言葉がよく使われます。また、それぞれの頭文字をとって『BD』、『HD』などと表記される事もあります。

 

ダンボ

胸びれが大きくなったものをその見た目からディズニーでお馴染み『象のダンボ』から取ってこう呼ばれます。

リボン

ひれにある筋のようなものを鰭条(きじょう)といい、硬い部分を棘条(きょくじょう)、柔らかい部分を軟条(なんじょう)と言います。尾ひれ以外の各ひれの軟条が伸びている種類をその見た目からリボンと言います。

スワロー

各ひれの軟条がランダムに裂けたように分かれ伸長している種類をツバメの尻尾の形に似ている見た目からこう呼ばれます。

 

RREAまたはRRE.A

Real Red Eyes Albino(リアルレッドアイアルビノ)の頭文字をとってRREAと表記されます。目の赤い(Real Red Eyes)色素の薄い(Albino)個体をRREAまたはRRE.Aと呼んだり、表記します。
アルビノ種なので濃い原色の体色や尾ひれを持つグッピーとは対照的に透き通った透明感のある薄い色合いの尾ひれや体色の個体も多く通常の個体とはまた違った美しさで人気があります。

こちらはRREAのレッドグラス

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