新しく魚を迎える時はワクワクします。
欲しかった魚を手に入れ、その魚が自分の水槽を泳ぐ姿を想像するとテンションが上がりますね。
外部から魚を持ち込む際に必ずやらなければいけないのが水合わせです。 新しく迎える魚が今まで育った環境(水温やPH)と新しく迎え入れるこちら側の水槽の環境は違います。 いきなりドボンと入れてしまうと、この環境の違いに馴染めず体調を崩してしまうこともあります。
もくじ
水合わせの手順
それでは水合わせのやり方を紹介していきます。いろんなやり方があると思いますので参考にしてみてください。
数、健康状態をチェックする
ネットショップなどで購入した場合、死着保証があるケースが多いです。 この場合、『開封すると無効』としているショップもあります。複数購入した場合は稀に数を間違えていることもあります。 開封前に必ず数、健康状態をチェックしましょう。不備がある場合、連絡する際に必要になるのでスマホなどで画像を残しておきましょう。
水温を合わせる
健康状態、数共に問題なければ水温合わせをしていきます。
新しい魚が今まで過ごして慣れていた水温とこれから迎え入れる自宅の水槽の水温は違うと思いますので、これを徐々に新しい環境に慣れさせていきましょう。
水温を合わせるために購入してきた魚の袋を水槽に浮かべます。
ショップの熱帯魚用の袋は水漏れ防止のため二重になっていると思います。そのままでも良いと思いますが、私は1枚にして水槽に浮かべています。
30分から1時間くらい浮かべておくと水温が馴染んできます。
水質を合わせる
水温が馴染んできたところで、今度は水槽内の水に慣れてもらうため、浮かべている袋に水槽の水を少しずつ入れていきます。
これをやる前に、ショップの袋の水量が多い場合は水を少し減らしてから開始しても良いと思います。私は水温を合わせる段階で袋の水を減らしてやっています。
袋の中に水槽の水が流入しないように注意し、袋を水槽の縁に洗濯バサミなどで固定してやるとやりやすいです。
熱帯魚用の大きいスポイトなどで水槽内の水を取り、袋へ少しずつ入れていきます。急な変化になりますので1度に大量に入れないよう気をつけましょう。『20ml等を10分ごとに追加』など足す水の量を決めて一定量を一定時間の間隔で足していきます。
点滴法で水合わせ
また、チューブやコックなどを使いやる点滴法というやり方もあります。
新しい魚をバケツなどに入れ、水槽からチューブを伝わせて水槽内の水をバケツに足していきます。コックの絞り具合で水量を調整します。
ポタポタと点滴のように水槽内の水が足されていきますので、ある程度水が溜まったら水を捨ててまたチューブから水を足します。ほったらかしで良いのですが、水を溢れさせないよう気をつけましょう。
このチューブとコックがセットになった水合わせ用のキットも販売されています。